“あはゆき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淡雪83.3%
泡雪16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆめのやうにきえうせる淡雪あはゆきりんご
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)
波に消え行く淡雪あはゆき
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
心を引つかきまはされるやうな男を待つてゐるよりも、現在のまゝで生きてゆくのもたのしいと思へた。だが、その愉しさはまるで泡雪あはゆきのやうなたよりないものである事も承知だつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)