“うすゆき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薄雪83.3%
淡雪16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと半鉦ばんとほあかり、それゆめえて、あかつきしもきかさぬる灰色はひいろくもあたらしき障子しやうじあつす。ひとり南天なんてん色鳥いろどり音信おとづれを、まどるゝよ、とれば、ちら/\と薄雪うすゆき淡雪あはゆき
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
はて、物々しい、と福村はそれに目を奪われて、いま包もうとする草紙をのぞいて見ると、上の一揃いは「常夏とこなつ草紙」、下のは「薄雪うすゆき物語」、どちらも馬琴物と見て取りました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それもそうかえ淡雪うすゆき
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そとはしとしと淡雪うすゆき
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)