“薄雪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすゆき83.3%
はくせつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、結局にはそれが禍いとなって、あろうことか正室薄雪うすゆきかたが、上方かみがた役者里虹と道ならぬつまを重ねたのである。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
薄雪うすゆきの樣に白い道を進んで日高に入ると、さすが馬産國だけに、親馬が通ると、そのあとへ必ず小馬がてく/\ついて行くのに出會ふことが多い。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
魚沼郡うをぬまこほりの雪はちゞみおやといふべし。けだ薄雪はくせつの地にぬの名産めいさんあるよしは糸のつくりによる事也。越後縮にくらべてるべし。