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毎度
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いつも
ふりがな文庫
“
毎度
(
いつも
)” の例文
山木さんも
昔日
(
むかし
)
から
彼様
(
あんな
)
では無かつたので御座いますよ、全く今の奥様が悪いのです、——
私
(
わたし
)
は
毎度
(
いつも
)
日曜日に、あの
洋琴
(
オルガン
)
の前へ御座りなさる梅子さんを見ますと
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「
爺
(
ぢい
)
、そんでもちつた
鹽梅
(
あんべえ
)
よくなつたやうだが、
痛
(
いた
)
かねえけえ」おつぎは
毎度
(
いつも
)
のやうに
反覆
(
くりかへ
)
して
聞
(
き
)
いた。
言辭
(
ことば
)
は
軟
(
やはら
)
かでさうして
潤
(
うる
)
んで
居
(
ゐ
)
た。
卯平
(
うへい
)
の
火傷
(
やけど
)
へも
油
(
あぶら
)
が
塗
(
ぬ
)
られてあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
取らんと云るゝこと
最
(
いと
)
心苦
(
こゝろぐる
)
しけれど必ず母樣と
倶
(
とも
)
に父御を
宥
(
なだ
)
め申べきにより時節を待ちたまへ我が身に於ては
外
(
ほか
)
に男を
持
(
もつ
)
心
(
こゝろ
)
なしと堅く
誓
(
ちか
)
ひて別れければ
腰元
(
こしもと
)
お竹は
毎度
(
いつも
)
の通り吉三郎を送り
開戸
(
ひらきど
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この人が著作を公にすると
毎度
(
いつも
)
煩
(
うる
)
さい程いろんな手紙が舞ひ込んで来る。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「や、
毎度
(
いつも
)
どうも——」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“毎度”の意味
《名詞》
毎度(まいど)
そのたびごと。いつも。
(出典:Wiktionary)
毎
常用漢字
小2
部首:⽏
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“毎”で始まる語句
毎
毎日
毎年
毎晩
毎朝
毎夜
毎月
毎時
毎々
毎日々々