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楠木
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くすのき
ふりがな文庫
“
楠木
(
くすのき
)” の例文
「病身だと、いつでも死ぬ覚悟をしているから……。それより私の智恵はどう! ……。女
楠木
(
くすのき
)
と云ってもいいでしょう」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
窓から
窺
(
うかが
)
われる河内平野の、朝霧の景色をご覧になりながら、舎弟
正季
(
まさすえ
)
と恩地太郎とを連れた、
楠木
(
くすのき
)
正成と顔を合わした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私
(
わたくし
)
の
地上
(
ちじょう
)
に
居
(
お
)
った
頃
(
ころ
)
は
朝廷
(
ちょうてい
)
が
南
(
みなみ
)
と
北
(
きた
)
との
二
(
ふた
)
つに
岐
(
わか
)
れ、一
方
(
ぽう
)
には
新田
(
にった
)
、
楠木
(
くすのき
)
などが
控
(
ひか
)
え、
他方
(
たほう
)
には
足利
(
あしかが
)
その
他
(
た
)
東国
(
とうごく
)
の
武士
(
ぶし
)
どもが
附
(
つ
)
き
随
(
したが
)
い、
殆
(
ほと
)
んど
連日
(
れんじつ
)
戦闘
(
たたかい
)
のない
日
(
ひ
)
とてもない
有様
(
ありさま
)
でした……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
信長は、そこに入城すると、すぐ
認
(
したた
)
めておいた折檻状を、中野又兵衛、
楠木
(
くすのき
)
長安、
宮内卿法印
(
くないきょうほういん
)
の三人にあずけ
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「一芸一能ある人間と見ると、きっとお用いになる
楠木
(
くすのき
)
様だよ。お前たちきっと重用されるよ」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
尼
(
あま
)
ヶ
崎
(
さき
)
の城主
青山家
(
あおやまけ
)
の領内で、
兵庫
(
ひょうご
)
の
坂本村
(
さかもとむら
)
の
畠地
(
はたち
)
であるが、すぐ西南四、五町ほどさきに、
湊川
(
みなとがわ
)
の流れがあり、遠く
延元
(
えんげん
)
元年五月の
楠木
(
くすのき
)
、
足利
(
あしかが
)
両氏の古戦場としても知れているので
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
楠木
(
くすのき
)
はまだ生きている!」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楠木
(
くすのき
)
たずね
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楠
漢検準1級
部首:⽊
13画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“楠木”で始まる語句
楠木正成
楠木正行
楠木多聞兵衛正成
楠木正成公
楠木将監
楠木兵衛尉
楠木正成宛
楠木正成霊
楠木判官正成
楠木多聞兵衛