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架
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かく
ふりがな文庫
“
架
(
かく
)” の例文
棚
(
たな
)
して
架
(
かく
)
るとにもあらず、
夕顏
(
ゆふがほ
)
のつる
西家
(
せいか
)
の
廂
(
ひさし
)
を
這
(
は
)
ひ、
烏瓜
(
からすうり
)
の
花
(
はな
)
ほの/″\と
東家
(
とうか
)
の
垣
(
かき
)
に
霧
(
きり
)
を
吐
(
は
)
きぬ。
強
(
し
)
ひて
我
(
われ
)
句
(
く
)
を
求
(
もと
)
むるにはあらず、
藪
(
やぶ
)
には
鶯
(
うぐひす
)
の
音
(
ね
)
を
入
(
い
)
るゝ
時
(
とき
)
ぞ。
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
宿場
(
しゆくば
)
と
唱
(
となふ
)
る
所
(
ところ
)
は家の
前
(
まへ
)
に
庇
(
ひさし
)
を長くのばして
架
(
かく
)
る、大小の
人家
(
じんか
)
すべてかくのごとし。雪中はさら也、平日も
往来
(
ゆきゝ
)
とす。これによりて雪中の
街
(
ちまた
)
は用なきが如くなれば、人家の雪をこゝに
積
(
つむ
)
。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“架”の意味
《名詞》
(たるき)屋根を支えるために棟から軒先に掛け渡す長い木材。
(出典:Wiktionary)
架
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“架”を含む語句
十字架
稲架
書架
架空線
後架
画架
橋架
架上
一架
担架
刀架
架空
架台
廊架
総後架
筆架
薪架
黒十字架
架橋工事
畫架
...