“架空線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくうせん50.0%
アンテナ16.7%
スカイライン16.7%
スカイ・ライン16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは、架空線かくうせんとポールとが触れるところから、青い火花が出て、それが敵機に発見されるおそれがあるからだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まず振綱にじ登ってから塔の窓に出て、そこで兇器を裏門の方へ投げ捨ててから、架空線アンテナを伝わって円蓋ドームを下り、そして、回転窓の下に引き込まれてある動力線にり下って
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
たゞあても無く一人考へ込んで、そよ吹く風に頬ぺたを甜められ乍ら、光線の架空線スカイラインのことを深く考へ乍ら歩くのが何よりすきである。
丸山の架空線スカイ・ラインが濃い紺紫の夜の空に薄く見える。二人は黙つてそこに立つてゐたが、人通りはない。