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朋友
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とも
ふりがな文庫
“
朋友
(
とも
)” の例文
たゞ心
清
(
すゞ
)
しく月日経ばやなどと思ひたることは幾度と無く侍り、
睦
(
むつ
)
ぶべき
兄弟
(
はらから
)
も無し、語らふべき
朋友
(
とも
)
も持たず、何に心の残り留まるところも無し
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
朋友
(
とも
)
想いの村上彦四郎は、八郎と彦七の身の上のことが、どうにも案じられてならないらしく、小山——と云っても丘ほどの小山を、上がったり下りたりして
焦燥
(
いら
)
っていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
貞子夫人の姉たき子は紳商
益田孝
(
ますだたかし
)
男爵の側室である。益田氏と山県氏とは単に
茶事
(
ちゃじ
)
ばかりの
朋友
(
とも
)
ではない。その関係を知っているものは、彼女たち姉妹のことを、もちつもたれつの仲であるといった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
朋友
(
とも
)
と相交わるに至れば
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お
客
(
きやく
)
さまはお
二階
(
にかい
)
なりといふ
伴
(
ともな
)
はるゝ
梯子
(
はしご
)
の
一段
(
いちだん
)
又
(
また
)
一段
(
いちだん
)
浮世
(
うきよ
)
の
憂
(
う
)
きといふ
事
(
こと
)
知
(
し
)
らで
昇
(
のぼ
)
り
降
(
くだ
)
りせしこともありし
其時
(
そのとき
)
の
酌取
(
しやくと
)
り
女
(
をんな
)
我
(
わ
)
が
前
(
まへ
)
離
(
はな
)
れず
喋々
(
てふ/\
)
しく
欵待
(
もてな
)
したるが
彼
(
か
)
の
女
(
をんな
)
もし
居
(
を
)
らば
彌々
(
いよ/\
)
面目
(
めんぼく
)
なき
限
(
かぎ
)
りなり
其頃
(
そのころ
)
の
朋友
(
とも
)
今
(
いま
)
も
遊
(
あそ
)
びに
來
(
こ
)
んは
定
(
ぢやう
)
の
物
(
もの
)
何
(
なに
)
ぞのは
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“朋友(ポンユー)”の解説
ポンユー(朋友、péngyou)は日本では外来語に分類できる語で、「友人・友達」を意味する中国語が語源である。「ポン友」(ポンゆう)とも表記される。昭和期前半頃まで会話で「あいつは俺のポンユーだ」等とよく使われた語である。しかし近年は高齢者にしか通じない。
(出典:Wikipedia)
朋
漢検準1級
部首:⽉
8画
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
“朋友”で始まる語句
朋友間