“益田孝”の読み方と例文
読み方割合
ますだたかし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのおもなる面々は渋沢栄一しぶさわえいいち君、故岩崎弥之助いわさきやのすけ君、益田孝ますだたかし君、原六郎はらろくろう君その他大倉喜八郎おおくらきはちろう田中平八たなかへいはちなどの諸君十数名も見えたが、井上侯も我輩と同様主人役として列席せられた。
貞子夫人の姉たき子は紳商益田孝ますだたかし男爵の側室である。益田氏と山県氏とは単に茶事ちゃじばかりの朋友ともではない。その関係を知っているものは、彼女たち姉妹のことを、もちつもたれつの仲であるといった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)