“渋沢栄一”の読み方と例文
読み方割合
しぶさわえいいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『徳川慶喜よしのぶ公伝』で渋沢栄一しぶさわえいいち説くところであり、総じて経済過程に留意する近来の維新史家たちに卓見として同意を表する向もあるがあんまりそれでは穿うがち過ぎて
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
渋沢栄一しぶさわえいいちの名をもって著わされた『徳川慶喜公政権奉還の意義』と題する一小冊子がある。英文と日本文とで書かれた宣伝書である。そのなかに、つぎの文がある。
そのおもなる面々は渋沢栄一しぶさわえいいち君、故岩崎弥之助いわさきやのすけ君、益田孝ますだたかし君、原六郎はらろくろう君その他大倉喜八郎おおくらきはちろう田中平八たなかへいはちなどの諸君十数名も見えたが、井上侯も我輩と同様主人役として列席せられた。