“早(はやく)” の例文
ば討取(うちとら)ば此度の公事は必定(ひつぢやう)勝利(しようり)ならん右兩人を討取(うちとり)手段(てだて)を一刻(こく)も早(はやく)成(な)さるが捷徑(ちかみち)なりと申ければ主税之助は首を傾(かたぶ)け兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
翌朝早(はやく)大友は大東館を立った。大友ばかりでなく神崎や朝田も一緒である。見送り人の中にはお正も春子さんもいた。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
申上れば然ば明朝は未明(みめい)彼(かれ)に先立出立せん其用意致すべしと觸出(ふれいだ)されける然ば其夜何れも寢(ね)る者なく早(はやく)も用意に及び寅(とら)の刻(こく)にも成ければ出立いたされ暗(くら)きに靜々(しづ/\)と同勢を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
受け口上の趣(おもむ)きを聞き茫然(ばうぜん)と天を仰(あふ)ぎて歎息(たんそく)なし指屈(ゆびをり)て數(かぞふ)ればハヤ兩人出立(しゆつたつ)なしてより今日は七日目(なぬかめ)なり行路(ゆくみち)三日歸り路三日紀州表の調(しら)べ早(はやく)して三日なり然ば九日(くにち)ならでは歸り難し然るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)