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拗切
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ねぢき
ふりがな文庫
“
拗切
(
ねぢき
)” の例文
蒸暑
(
むしあつ
)
い
中
(
うち
)
にも
凡
(
すべ
)
てが
水
(
みづ
)
の
樣
(
やう
)
な
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
を
浴
(
あ
)
びて
凉
(
すゞ
)
しい
微風
(
びふう
)
が
土
(
つち
)
に
觸
(
ふ
)
れて
渡
(
わた
)
つた。おつぎは
臼
(
うす
)
から
餅
(
もち
)
を
拗切
(
ねぢき
)
つて
茗荷
(
めうが
)
の
葉
(
は
)
に
乘
(
の
)
せて
一
(
ひと
)
つ/\
膳
(
ぜん
)
へ
並
(
なら
)
べた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それでも
忙
(
いそが
)
しいおつぎは
汗
(
あせ
)
を
流
(
なが
)
しながら
先
(
ま
)
づ
茗荷
(
めうが
)
の
餅
(
もち
)
を
佛壇
(
ぶつだん
)
に
供
(
そな
)
へた。それから
別
(
べつ
)
に
拗切
(
ねぢき
)
つた
餅
(
もち
)
が
豆粉
(
きなこ
)
と
共
(
とも
)
に
手
(
て
)
ランプの
下
(
もと
)
に
置
(
お
)
かれた。
與吉
(
よきち
)
は
直
(
すぐ
)
に
座敷
(
ざしき
)
へ
坐
(
すわ
)
つて
待
(
ま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
拗
漢検1級
部首:⼿
8画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“拗”で始まる語句
拗
拗者
拗音
拗曲
拗身
拗折
拗捩
拗言
拗過