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拗身
と、投げたように、袖を払って、
拗身に空の
雁の声。
朧を仰いで、一人
立停った孫権を見よ。英気
颯爽としてむしろ
槊を
横えて詩を赤壁に
賦した、白面の
曹操の概がある。
貧乏動ぎと云ふ
胴揺りで、ふてくされにぐら/\と
拗身に震ふ……はつと思ふと、左の足が
股のつけもとから、ぽきりと折れて、ポンと
尻持を
支いた
体に、
踵の黒いのを
真向きに見せて
と
手を
掛けると、ぶるりとした、
貧乏動ぎと
云ふ
胴搖りで、ふてくされにぐら/\と
拗身に
震ふ……はつと
思ふと、
左の
足が
股のつけもとから、ぽきりと
折れて、ポンと
尻持を
支いた
體に