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抗辯
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かうべん
ふりがな文庫
“
抗辯
(
かうべん
)” の例文
新字:
抗弁
年
(
とし
)
が
行
(
い
)
かない
爲
(
ため
)
か、
舌
(
した
)
が
能
(
よ
)
く
回
(
まは
)
らないので、
抗辯
(
かうべん
)
のしやうが
如何
(
いか
)
にも
億劫
(
おくくふ
)
で
手間
(
てま
)
が
掛
(
か
)
かつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
其所
(
そこ
)
を
特
(
とく
)
に
面白
(
おもしろ
)
く
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
曾
(
かつ
)
て
寺内内閣
(
てらうちないかく
)
の
議會
(
ぎくわい
)
で、
藏原代議士
(
くらはらだいぎし
)
が
總理大臣
(
そうりだいじん
)
から「ゾーバラ
君
(
くん
)
」と
呼
(
よ
)
ばれて
承知
(
しやうち
)
せず、「これ
猶
(
な
)
ほ
寺内
(
てらうち
)
をジナイと
呼
(
よ
)
ぶが
如
(
ごと
)
し」と
抗辯
(
かうべん
)
して一
場
(
ぜう
)
の
紛議
(
ふんぎ
)
を
釀
(
かも
)
したことがあつた。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
「さうだとも、
此
(
こ
)
の
位
(
くれえ
)
俺
(
お
)
らげよこしたつて
本當
(
ほんたう
)
にすりやえゝんだよ、なあ、
俺
(
お
)
らなんざ
上
(
あが
)
つた
酒
(
さけ
)
だつてさうだに
飮
(
の
)
むべぢやなし」
婆
(
ばあ
)
さん
等
(
ら
)
は
抗辯
(
かうべん
)
するやうにいつた。
悉皆
(
みんな
)
が
一
(
ひと
)
つ/\と
鮨
(
すし
)
を
撮
(
つま
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“抗辯(
抗弁
)”の解説
抗弁(抗辯、こうべん)とは、民事訴訟において、被告(反訴の場合は反訴被告たる原告。以下同様。)が原告(反訴の場合は反訴原告たる被告。以下同様。)の申立て(請求)を排斥するために、その基礎となる事実(請求原因事実)と両立しつつその法律効果を排斥する別個の事実をいう。その主張および当該主張を基礎づける証拠の申出は防御方法の一種である。請求原因事実と両立する点で、単に請求原因事実を否定する(積極)否認と異なる。
(出典:Wikipedia)
抗
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
辯
部首:⾟
21画
“抗”で始まる語句
抗
抗議
抗争
抗弁
抗抵
抗言
抗愛
抗爭
抗戦
抗拒