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打死
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うちじに
ふりがな文庫
“
打死
(
うちじに
)” の例文
又
打死
(
うちじに
)
はしたが、相国寺の戦に敵の総帥の山名宗全を脅かして、老体の大入道をして大汗をかいて悪戦させたのは安富喜四郎であった。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
『
良人
(
おっと
)
は
自分
(
じぶん
)
の
眼
(
め
)
の
前
(
まえ
)
で
打死
(
うちじに
)
したではないか……
憎
(
にく
)
いのはあの
北條
(
ほうじょう
)
……
縦令
(
たとえ
)
何事
(
なにごと
)
があろうとも、
今更
(
いまさら
)
おめおめと
親許
(
おやもと
)
などに……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そして、その物語では女は
二階堂左衛門尉政宣
(
にかいどうさえもんのじょうまさのぶ
)
の
息女
(
そくじょ
)
弥子
(
いやこ
)
となり、政宣が京都の乱に
打死
(
うちじに
)
して家が衰えたので、
女
(
め
)
の
童
(
わらわ
)
と
万寿寺
(
ばんじゅじ
)
の
辺
(
ほとり
)
に住んでいると荻原に云った。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
何でも非常に人望のある人で、戦争のときも一番先に
打死
(
うちじに
)
をしたのだそうである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
頃
(
ころ
)
三浦
(
みうら
)
一
族
(
ぞく
)
は
小田原
(
おだわら
)
の
北條氏
(
ほうじょうし
)
と
確執
(
かくしつ
)
をつづけていましたが、
武運
(
ぶうん
)
拙
(
つたな
)
く、
籠城
(
ろうじょう
)
三
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
、
荒次郎
(
あらじろう
)
をはじめ一
族
(
ぞく
)
の
殆
(
ほと
)
んど
全部
(
ぜんぶ
)
が
城
(
しろ
)
を
枕
(
まくら
)
に
打死
(
うちじに
)
を
遂
(
と
)
げたことはあまりにも
名高
(
なだか
)
き
史的事蹟
(
してきじせき
)
であります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
良人
(
おっと
)
をはじめとして
殆
(
ほと
)
んど
全部
(
ぜんぶ
)
城
(
しろ
)
を
枕
(
まくら
)
に
打死
(
うちじに
)
して
了
(
しま
)
いました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀