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恩義
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おんぎ
ふりがな文庫
“
恩義
(
おんぎ
)” の例文
独
(
ひと
)
り
三河武士
(
みかわぶし
)
の末流として徳川
累世
(
るいせい
)
の
恩義
(
おんぎ
)
に対し
相済
(
あいす
)
まざるのみならず、
苟
(
いやしく
)
も一個の士人たる
徳義
(
とくぎ
)
操行
(
そうこう
)
において天下後世に
申訳
(
もうしわけ
)
あるべからず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
熟々
(
つく/″\
)
見られしが其方日頃
懇意
(
こんい
)
に致し
恩義
(
おんぎ
)
にも相成し同宿成る穀屋平兵衞が坂戸村名主庄左衞門より
金子
(
きんす
)
百兩受取し事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
乙
(
おつ
)
は、さおを
大事
(
だいじ
)
にして
釣
(
つ
)
りをしました。そして、
甲
(
こう
)
の
恩義
(
おんぎ
)
を
長
(
なが
)
く
感
(
かん
)
じて、
甲
(
こう
)
の
困
(
こま
)
ったときは
助
(
たす
)
けてやりましたので、
甲
(
こう
)
はいまさらながら、一
本
(
ぽん
)
の
釣
(
つ
)
りざおを
貴
(
たっと
)
く
思
(
おも
)
ったのであります。
一本の釣りざお
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すなわちその
思想
(
しそう
)
は純然たる
古流
(
こりゅう
)
にして、
三河武士
(
みかわぶし
)
一片の
精神
(
せいしん
)
、ただ徳川
累世
(
るいせい
)
の
恩義
(
おんぎ
)
に
報
(
むく
)
ゆるの外
他志
(
たし
)
あることなし。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
延
(
のば
)
して貰ひし
恩義
(
おんぎ
)
は城重の
蔭
(
かげ
)
で
有
(
あら
)
うな然れば
師匠
(
ししやう
)
なり義理有る養父なり實父よりは猶更
大切
(
たいせつ
)
に致さねば相成まじ然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
申立る
奴
(
やつ
)
かな汝ごときの者何事も
辨
(
わきま
)
へざると
覺
(
おぼ
)
えたり
抑
(
そも
)
棄子
(
すてご
)
を致したりと有ては
容易
(
ようい
)
成ざる罪人なり然るを何ぞや汝が罪をも思はず右樣申立るは
畢竟
(
ひつきやう
)
久八へ千太郎より
恩義
(
おんぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“恩義”の意味
《名詞》
恩義(おんぎ)
報いるべき恩。
(出典:Wiktionary)
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“恩”で始まる語句
恩
恩寵
恩顧
恩人
恩怨
恩愛
恩恵
恩誼
恩惠
恩返