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急
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せき
ふりがな文庫
“
急
(
せき
)” の例文
ことに子供まで出来十八九ともなっているとは解らぬ事だと、目を閉じて考えてお
在
(
いで
)
になると、勝五郎は短銃を貸せ、打って仕舞うからと
急
(
せき
)
たてます。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「まあ姐さん、
急
(
せき
)
なさんな。着ける所は眼の先だ。がその前にご相談、厭でも
諾
(
き
)
いて貰わなけりゃあならねえ」
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ま、ま、
待
(
ま
)
っておくんなせえやし。そんなにお
急
(
せき
)
ンならねえでも、おせんの
返事
(
へんじ
)
は、
直
(
す
)
ぐさまお
聞
(
き
)
かせ
申
(
もう
)
しやすが、ここは
道端
(
みちばた
)
、
誰
(
だれ
)
に
見
(
み
)
られねえとも
限
(
かぎ
)
りやせん。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
遣ひ手にも入ず白妙を今失ひては
口惜
(
くちをし
)
しと
追駈
(
おつかけ
)
來り
逃亡者
(
かけおちもの
)
を渡せばよし萬一渡さずば汝れ迄刀の
錆
(
さび
)
にして遣ると氷の如き一刀
引拔
(
ひきぬき
)
終
(
つひ
)
に重五郎を
切殺
(
きりころ
)
し心
急
(
せき
)
たる其餘り
煙草
(
たばこ
)
入を落せしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼はもう
急
(
せき
)
込んで、水木の顔を覗込んだ。だが水木は、如何にも
考
(
かんがえ
)
深そうに
魔像
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
▼ もっと見る
お島はまだ母親の傍にいる男を
急
(
せき
)
たてて、やっと外へ出た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
“急”を含む語句
急遽
性急
急忙
急込
急須
危急
急激
大急
急足
急拵
早急
急流
急立
火急
急々
急歩
急使
急湍
急病
緩急
...