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志村
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しむら
ふりがな文庫
“
志村
(
しむら
)” の例文
そして二
枚
(
まい
)
の
大畫
(
たいぐわ
)
(
今日
(
けふ
)
の
所謂
(
いはゆ
)
る
大作
(
たいさく
)
)が
並
(
なら
)
べて
掲
(
かゝ
)
げてある
前
(
まへ
)
は
最
(
もつと
)
も
見物人
(
けんぶつにん
)
が
集
(
たか
)
つて
居
(
ゐ
)
る二
枚
(
まい
)
の
大畫
(
たいぐわ
)
は
言
(
い
)
はずとも
志村
(
しむら
)
の
作
(
さく
)
と
自分
(
じぶん
)
の
作
(
さく
)
。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
子供等と
志村
(
しむら
)
の家へ行った。崖下の
田圃路
(
たんぼみち
)
で南蛮ぎせるという寄生植物を沢山採集した。加藤首相
痼疾
(
こしつ
)
急変して
薨去
(
こうきょ
)
。
震災日記より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
僕は実際無常を感じてしまったね。あれでも君、元は
志村
(
しむら
)
の
岡惚
(
おかぼ
)
れだったんじゃないか。
片恋
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
志村
(
しむら
)
の家内でござります」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで
衆人
(
みんな
)
の
心持
(
こゝろもち
)
は、せめて
畫
(
ゑ
)
でなりと
志村
(
しむら
)
を
第
(
だい
)
一として、
岡本
(
をかもと
)
の
鼻柱
(
はなばしら
)
を
挫
(
くだ
)
いてやれといふ
積
(
つもり
)
であつた。
自分
(
じぶん
)
はよく
此
(
この
)
消息
(
せうそく
)
を
解
(
かい
)
して
居
(
ゐ
)
た。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
それでも
感心
(
かんしん
)
なことには、
畫板
(
ぐわばん
)
に
向
(
むか
)
うと
最早
(
もはや
)
志村
(
しむら
)
もいま/\しい
奴
(
やつ
)
など
思
(
おも
)
ふ
心
(
こゝろ
)
は
消
(
き
)
えて
書
(
か
)
く
方
(
はう
)
に
全
(
まつた
)
く
心
(
こゝろ
)
を
奪
(
と
)
られてしまつた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
しかるに天性好きな画では全校第一の名誉を
志村
(
しむら
)
という少年に奪われていた。
画の悲み
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“志村”で始まる語句
志村主重基
志村力之助
志村金五郎