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心願
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しんぐわん
ふりがな文庫
“
心願
(
しんぐわん
)” の例文
忘れて
打喜
(
うちよろこ
)
びやれ/\嬉しや南無
金毘羅
(
こんぴら
)
大權現
(
だいごんげん
)
心願
(
しんぐわん
)
成就
(
じやうじゆ
)
有難やと
泪
(
なみだ
)
を流して
伏拜
(
ふしをが
)
みテモマア此寒さに
御機嫌
(
ごきげん
)
よくと藤三郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
西國船
(
さいこくぶね
)
の
難船
(
なんせん
)
においらが
叔父的
(
をぢき
)
の
彌次郎兵衞
(
やじろべゑ
)
、
生命懸
(
いのちがけ
)
の
心願
(
しんぐわん
)
、
象頭山
(
ざうづざん
)
に
酒
(
さけ
)
を
斷
(
た
)
つたを、
咽喉
(
のど
)
もと
過
(
す
)
ぎた
胴忘
(
どうわす
)
れ、
丸龜
(
まるがめ
)
の
旅籠
(
はたご
)
大物屋
(
だいもつや
)
へ
着
(
つ
)
くと
早
(
は
)
や、
茶袋
(
ちやぶくろ
)
と
土瓶
(
どびん
)
の
煮附
(
につけ
)
、とつぱこのお
汁
(
しる
)
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
拜見
(
はいけん
)
仕りたき
心願
(
しんぐわん
)
なりしに幸ひ此度
能
(
よき
)
道連
(
みちづれ
)
の出來候へば參詣致し
度
(
たく
)
候なり因て
暫時
(
しばし
)
の間お
暇
(
いとま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引拔て兄上
御免
(
おゆる
)
し下されと云より早く
咽喉
(
のんど
)
にグサと
突立
(
つきたて
)
んと爲るを喜内は手早く
押止
(
おしとゞ
)
め其方は
豫
(
かね
)
て出家の望み有て相州鎌倉なる
尼寺
(
あまでら
)
へ參り度
心願
(
しんぐわん
)
の由夫故
豫
(
かね
)
て我に
暇
(
いとま
)
を呉よと申せしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“心願”の意味
《名詞》
心 願(しんがん)
神仏に対して心の中で願を懸けること。
真剣に願うこと。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許