“茶袋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃぶくろ40.0%
ちやふくろ40.0%
ちやぶくろ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ズカズカと茶袋ちゃぶくろが一人入って来ました。入って来ると共に茶袋は、店前みせさきに落ちていた紙片を手早く拾い取って、威丈高いたけだかに店の者をにらみつけます。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
茶袋ちやふくろといふ愛称は、おちやつぴいといふ意味と、袋でも着てゐるかといふこともふくめてゐた。
きもの (新字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
西國船さいこくぶね難船なんせんにおいらが叔父的をぢき彌次郎兵衞やじろべゑ生命懸いのちがけ心願しんぐわん象頭山ざうづざんさけつたを、咽喉のどもとぎた胴忘どうわすれ、丸龜まるがめ旅籠はたご大物屋だいもつやくとや、茶袋ちやぶくろ土瓶どびん煮附につけ、とつぱこのおしる
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)