トップ
>
心勞
>
しんらう
ふりがな文庫
“
心勞
(
しんらう
)” の例文
新字:
心労
伜
(
せがれ
)
の新太郎があの晩から蟲を起して、夜もおち/\眠られない有樣。若い母親お國の
心勞
(
しんらう
)
は一と通りではありません。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
評
(
ひやう
)
に
曰
(
いは
)
く此嘉川家一
條
(
でう
)
は大岡殿大いに御
心勞
(
しんらう
)
なされしは第一貳千五百石の御旗本を
失
(
うしな
)
はん事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
付
(
つけ
)
慰
(
なぐさ
)
めしが此程は
貯
(
たくは
)
へも
乏
(
とぼ
)
しく成りしと見え
猶々
(
なほ/\
)
心勞
(
しんらう
)
する
體
(
てい
)
の如何にも
不便
(
ふびん
)
なりと思ひしにぞ或時友次郎が
座敷
(
ざしき
)
へ
例
(
れい
)
の如く
見舞
(
みまひ
)
に來り御
客
(
きやく
)
には今日の御樣子は如何に
哉
(
や
)
と尋ぬれば
折節
(
をりふし
)
友次郎は
眠
(
ねむ
)
りにつきお花は
枕元
(
まくらもと
)
に
藥
(
くすり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
呼出しの上夫々相當の
過料
(
くわれう
)
申付らる
斯
(
かく
)
て天一坊一
件
(
けん
)
善惡
(
ぜんあく
)
邪正
(
じやせい
)
明白に
決斷
(
けつだん
)
相濟み
落着
(
らくちやく
)
となりければ
此段
(
このだん
)
上聽
(
じやうちやう
)
に
達
(
たつ
)
しける將軍家の上意に
若
(
もし
)
越前
(
ゑちぜん
)
無ば彼惡僧に
誑
(
たばか
)
られん者と深く
御稱美
(
ごしようび
)
有て三州
額田郡
(
ぬかたごほり
)
西大平
(
にしおほひら
)
に於て一萬石加増仰付られ越前守是迄の
心勞
(
しんらう
)
一方ならざりしも
其甲斐
(
そのかひ
)
ありて
愁眉
(
しうび
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
勞
部首:⼒
12画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許