“御拂”のいろいろな読み方と例文
新字:御払
読み方割合
おはらひ33.3%
おはら33.3%
おんはらひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御拂おはらひになるなら」とすこかんがへて、「六ゑんいたゞいてきませう」と否々いや/\さうにけた。御米およねには道具屋だうぐやけた相場さうば至當したうやうおもはれた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「ぢや、おくさん折角せつかくだから、もう一ゑん奮發ふんぱつしませう。それ御拂おはらください」とつた。御米およね其時そのときおもつて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ひいて百十七兩二歩となほし金方の役所へ到り差出し加納屋利兵衞御拂おんはらひくださるべしといふ役人やくにん請取うけとりあらたむるに勘定方かんぢやうかた添書そへしよ印形いんぎやうも相違なければやがて百十七兩二分の金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)