“御払”の読み方と例文
旧字:御拂
読み方割合
おはらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御払おはらいになるなら」と少し考えて、「六円に頂いておきましょう」と否々いやいやそうにを付けた。御米には道具屋の付けた相場が至当のように思われた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「なに、御払おはらいはいつでもいいんです」と受合ってくれた。宗助はとうとう御米のために銘仙めいせんを一反買う事にした。主人はそれをさんざん値切って三円に負けさした。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)