“御守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまもり25.0%
おまも25.0%
おも25.0%
おもり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ御札のほかに萩原さまのふところに入れていらっしゃるおまもりは、海音如来かいおんにょらい様という有難い御守おまもりですから、それが有っては矢張やッぱりお側へまいる事が出来ませんから
手紙には「寒さ激しく御座候あいだあまり寒き時は湯をやすみ、風ひかぬやう御用心くだされたく候、朝夕よきことしきことにつけお前一人便りに御座候間御身大切に御守おまも被下度くだされたくそうろう
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
いくらからかったって大丈夫、辞職して生徒をぶんなぐる事はない。辞職をする勇気のあるようなものなら最初から教師などをして生徒の御守おもりは勤めないはずである。主人は教師である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これで又四五日の間は、はげしい発作ほっさ御守おもりをしなければなるまいと、私はいっそ覚悟を極めて了った程でした。
モノグラム (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)