“御守殿風”の読み方と例文
読み方割合
ごしゅでんふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵馬が中へ一足入れると、障子のところに立っていたのはいま二階からちらと見合った少女、見れば髪もかたちも眼のめるような御守殿風ごしゅでんふうに作っておりました。
第一は大菩薩峠の頂で猿と闘った時の笈摺おいずるの姿、第二は神尾の邸に侍女こしもとをしていた時の御守殿風ごしゅでんふう、第三はすなわち今、太夫ほどに派手はででなく、芸子げいこほどに地味じみでもない、華奢きゃしゃを好む京大阪の商家には
お松は御守殿風ごしゅでんふうをしていました。