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芸子
ふりがな文庫
“芸子”の読み方と例文
旧字:
藝子
読み方
割合
げいこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げいこ
(逆引き)
昔は
此
(
この
)
京
(
きょう
)
にして此
妓
(
こ
)
ありと評判は
八坂
(
やさか
)
の塔より高く
其
(
その
)
名は
音羽
(
おとわ
)
の滝より響きし
室香
(
むろか
)
と
云
(
い
)
える
芸子
(
げいこ
)
ありしが、さる程に
地主権現
(
じしゅごんげん
)
の花の色
盛者
(
しょうじゃ
)
必衰の
理
(
ことわり
)
をのがれず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
を
股
(
また
)
に挟んで、お座敷の座興に逆立ちさせられる
芸子
(
げいこ
)
もあれば、
舟遊山
(
ふなゆさん
)
の旦那衆が、いやがる芸子を
捉
(
とら
)
えて、舟ばたに逆立ちさせるなどという悪どい遊戯は
銭形平次捕物控:376 橋の上の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
井村、溝部は刀を提げたまま、
横柄
(
おうへい
)
に座敷へ通る。揚屋へは刀禁制であるが、壬生といえば刀のまま上る。井村は、
大胡坐
(
おおあぐら
)
をかいて、酒を命じ、
芸子
(
げいこ
)
と
太夫
(
たゆう
)
を呼びにやる。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
芸子(げいこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“芸子(
芸妓
)”の解説
芸妓(げいぎ、げいこ)は、もと、色街で売春を生業とした売春婦の中、技能を有しマシな待遇の者。舞踊や音曲・鳴物で宴席に興を添え、客をもてなす女性。芸者・芸子のこと。酒席に侍って各種の芸を披露し、座の取持ちを行う女子のことであり、太夫遊びが下火となった江戸時代中期ごろから盛んになった職業の一つである。
(出典:Wikipedia)
芸
常用漢字
小4
部首:⾋
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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