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見番
ふりがな文庫
“見番”の読み方と例文
読み方
割合
けんばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんばん
(逆引き)
男は伊三郎という
新富町
(
しんとみちょう
)
見番
(
けんばん
)
の
箱屋
(
はこや
)
で、何でもここの家のおかみさんが待合の女中をしている
時分
(
じぶん
)
から好い仲であったらしい。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「なあに、そんなに大変な事もないんです。登場の人物は御客と、船頭と、
花魁
(
おいらん
)
と
仲居
(
なかい
)
と
遣手
(
やりて
)
と
見番
(
けんばん
)
だけですから」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
○○君は自身評議会時代から階級的闘士として立つ以前、製糸工場で「
見番
(
けんばん
)
」をやっていた経験がある。私に製糸工場の組織を図解して説明してくれた。
一九三二年の春
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
見番(けんばん)の例文をもっと
(6作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
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芸子
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見
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