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太原
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たいげん
ふりがな文庫
“
太原
(
たいげん
)” の例文
太原
(
たいげん
)
の人、王子珍、父母の勧めにより、定州の辺孝先先生に学ばんとて旅立った。辺先生は漢代高名の大儒で、孔子歿後ただ一人と称せらる。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
太原
(
たいげん
)
雪斎和尚は、今川家にすれば、黒衣の軍師であり、元康にとっては、幼少から
薫陶
(
くんとう
)
をうけた学問兵法の師であった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
隴西
(
ろうせい
)
の
李白
(
りはく
)
、
襄陽
(
じょうよう
)
の
杜甫
(
とほ
)
が出て、天下の能事を尽した後に
太原
(
たいげん
)
の
白居易
(
はくきょい
)
が
踵
(
つ
)
いで起って、古今の人情を
曲尽
(
きょくじん
)
し、
長恨歌
(
ちょうこんか
)
や
琵琶行
(
びわこう
)
は戸ごとに
誦
(
そら
)
んぜられた。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
太原
(
たいげん
)
の商人に
石憲
(
せきけん
)
という者があった。唐の
長慶
(
ちょうけい
)
二年の夏、北方へあきないに行って、
雁門関
(
がんもんかん
)
を出た。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
僕はだんだん引き入れられるやうに一つ一つケースを
覗
(
のぞ
)
いて廻つた。
洛陽
(
らくよう
)
だの
太原
(
たいげん
)
だの
西安
(
せいあん
)
だのから来たものが多い。
北魏
(
ほくぎ
)
の石の仏頭は、スフィンクスみたいな表情をしてゐた。
夜の鳥
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
さらに開元二十三年、
太原
(
たいげん
)
方面に悠遊した。
岷山の隠士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
郝昭は
太原
(
たいげん
)
の人、忠心
凛々
(
りんりん
)
たる武人の典型である。その士卒もみな強く、
赴
(
ゆ
)
くに先だって、鎮西将軍の
印綬
(
いんじゅ
)
を拝し
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
温は大中元年に、三十歳で
太原
(
たいげん
)
から出て、始て進士の
試
(
し
)
に応じた。自己の詩文は
燭
(
しょく
)
一寸を
燃
(
もや
)
さぬうちに成ったので、隣席のものが
呻吟
(
しんぎん
)
するのを見て、これに手を
仮
(
か
)
して
遣
(
や
)
った。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
厳綬
(
げんじゅ
)
が治めていた
太原
(
たいげん
)
市中の出来事である。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
遼
(
りょう
)
を亡ぼした
金
(
きん
)
(満州族)は、やがて
太原
(
たいげん
)
、
燕京
(
えんけい
)
を
席捲
(
せっけん
)
して、ついに
開封
(
かいほう
)
汴城
(
べんじょう
)
の都にせまり、
徽宗
(
きそう
)
皇帝から
妃
(
きさき
)
や太子や皇族までを捕虜として北満の荒野に
拉
(
らっ
)
し去った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“太原(太原市)”の解説
太原市(たいげん-し、中国語:太原市、英語:Taiyuan)は、中華人民共和国山西省の省都。市域は中国の古都の一つで、2500年の歴史がある。
(出典:Wikipedia)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“太原”で始まる語句
太原之
太原府
太原風
太原陽興
太原雪斎