“燕京”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんけい66.7%
ゑんきよう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうを亡ぼしたきん(満州族)は、やがて太原たいげん燕京えんけい席捲せっけんして、ついに開封かいほう汴城べんじょうの都にせまり、徽宗きそう皇帝からきさきや太子や皇族までを捕虜として北満の荒野にらっし去った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしこの土地はその昔、原住民の酋長しゅうちょうによって支配せられ、シナの明朝みんちょうに封ぜられて王となって、爾来じらい引きつづいて燕京えんけい入貢にゅうこうしていたが、のちにシャムに併合せられた。
マレー俳優の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
燕京ゑんきようにたけてけり
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)