“長慶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうけい66.7%
ながよし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太原たいげんの商人に石憲せきけんという者があった。唐の長慶ちょうけい二年の夏、北方へあきないに行って、雁門関がんもんかんを出た。
将軍義輝よしてるしいされた。三好長慶ちょうけいが殺された、松永弾正だんじょうも殺された。今は下克上の世の中だ。信長が義昭を将軍に立てた。しかし間もなく追ってしまった。その信長も弑されるだろう。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
中国の武士山内源五兵衛やまのうちげんごべえという者が武者修行にあるいていた記載があり、また、十三代将軍義輝よしてるの天文二十二年に、三好長慶ながよしとの合戦に際して
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)