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天國
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てんごく
ふりがな文庫
“
天國
(
てんごく
)” の例文
新字:
天国
美
(
うつく
)
しうて、
賢
(
かしこ
)
うて、
予
(
わし
)
を
思
(
おも
)
ひ
死
(
じに
)
さする
程
(
ほど
)
に
賢過
(
かしこす
)
ぎた
美人
(
びじん
)
ゆゑ、
恐
(
おそ
)
らくは
冥利
(
みゃうり
)
が
盡
(
つ
)
き、よもや
天國
(
てんごく
)
へは
登
(
のぼ
)
れまい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
外國
(
がいこく
)
の
譬
(
たと
)
へにも、
金持
(
かねも
)
ちが
天國
(
てんごく
)
へ
行
(
ゆ
)
くのは、
大
(
おほ
)
きな
象
(
ぞう
)
に
針
(
はり
)
の
穴
(
あな
)
をとほらせるよりもむつかしいといつてゐますが、さういつた
滿足
(
まんぞく
)
しきつた
氣持
(
きも
)
ちばかりでゐては、
人間
(
にんげん
)
にはしみ/″\と
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ヂュリエットがゐやる
此處
(
こゝ
)
は
天國
(
てんごく
)
、こゝに
住
(
す
)
む
限
(
かぎ
)
りは
猫
(
ねこ
)
も
犬
(
いぬ
)
も
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
も、どのやうな
屑々物
(
はかないもの
)
も、
姫
(
ひめ
)
の
顏
(
かほ
)
が
見
(
み
)
らるゝゆゑ
天國
(
てんごく
)
にゐるのぢゃが、ロミオにはそれが
能
(
かな
)
はぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
娘御
(
むすめご
)
の
出世
(
しゅっせ
)
を
願
(
ねが
)
ひ、
其
(
その
)
昇進
(
しょうしん
)
をば
此世
(
このよ
)
の
天國
(
てんごく
)
とも
思
(
おも
)
はしゃった
貴下
(
こなた
)
が、
只今
(
たゞいま
)
娘御
(
むすめご
)
が
雲
(
くも
)
の
上
(
うへ
)
の
眞
(
まこと
)
の
天國
(
てんごく
)
へ
昇進
(
しゃうしん
)
せられたのを、
何
(
なん
)
として
歎
(
なげ
)
かしゃるぞ! おゝ、
安
(
やす
)
らかにならしゃれたを
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
國
部首:⼞
11画
“天國”で始まる語句
天國押波流岐廣庭