“土砂(どさ)” の例文
此際(このさい)鐵道橋梁(てつどうきようりよう)も下(くだ)り汽車(きしや)と共(とも)に浚(さら)はれてしまつたが、これは土砂(どさ)に埋(うづま)つたまゝ海底(かいてい)まで持(も)つて行(ゆ)かれたものであることが解(わか)つた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
崩壞(ほうかい)した土砂(どさ)の分量(ぶんりよう)が大(おほ)きくて、百米立方(ひやくめーとるりつぽう)、即(すなは)ち百萬(ひやくまん)立方米(りつぽうめーとる)の程度(ていど)にもなれば、斜面(しやめん)を沿(そ)うて流(なが)れ下(くだ)るありさまは、溪水(たにみづ)が奔流(ほんりゆう)する以上(いじよう)の速(はや)さを以(もつ)て馳(は)せ下(くだ)るのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かような危險(きけん)は直接(ちよくせつ)の崖下(がいか)許(ばか)りでなく、崩壞(ほうかい)せる土砂(どさ)が流(なが)れ下(くだ)る地域(ちいき)全部(ぜんぶ)がさうなのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
もし櫻島(さくらじま)のように四合目邊(しごうめあた)りから裂(さ)け目(め)を作(つく)り始(はじ)め、そこから鎔岩(ようがん)を流(なが)す慣例(かんれい)を持(も)つてゐるものならば、其(その)裂(さ)け目(め)を完全(かんぜん)にするために、先(ま)づ土砂(どさ)を吹(ふ)き飛(と)ばす等(など)の働(はたら)きをする。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)