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員
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かず
ふりがな文庫
“
員
(
かず
)” の例文
是天地
方円
(
はうゑん
)
の
間
(
あひだ
)
に
生育
(
そだつ
)
ゆゑに、天地の
象
(
かたち
)
をはなれざる事子の親に
似
(
に
)
るに相同じ。雪の
六出
(
りくしゆつ
)
する
所以
(
ゆゑん
)
は、
物
(
もの
)
の
員
(
かず
)
長数
(
ちやうすう
)
は
陰
(
いん
)
半数
(
はんすう
)
は
陽
(
やう
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
いずこに
蔵
(
おさ
)
めてあるかその
員
(
かず
)
に不足を生ぜざるか改めて見んともせず、ひたすらにまた日暮を待ちたり、日はやがて暮れたり
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
旧師のストークスもその
員
(
かず
)
に加わっており、わざわざアイルランドから出かけて来たが、会議中ただの一語も発せずに坐っていたそうである。
レーリー卿(Lord Rayleigh)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
夫人はさすが
年紀
(
とし
)
の功、こは
癈疾
(
かったい
)
と棒ちぎり、身分に障ると分別して、素直に
剰銭
(
つり
)
を
出
(
い
)
ださるれば、丁寧に
員
(
かず
)
を検し、
繻子
(
しゅす
)
の帯にきゅっと
挿
(
はさ
)
みぬ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その浪人を以て
員
(
かず
)
に
充
(
あ
)
てむと欲したのは、諸藩の士には各其主のために謀る
虞
(
おそれ
)
があると
慮
(
おもんばか
)
つたが故である。わたくしは
此
(
こゝ
)
に堂上家の名を書せずに置く。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
顔色
(
がんしょく
)
土のごとく恐怖せる
洋妾
(
ラシャメン
)
を励まして、直ちに
齎
(
もら
)
らしめたる金貨百円を、三郎の前に
差出
(
さしいだ
)
せば、三郎は
員
(
かず
)
を検してこれを納め、時計を返附して応接室を立出で、待構えたる従者を呼べば
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吸物、平、
膾
(
なます
)
、
煮染
(
にし
)
め、
天麩羅
(
てんぷら
)
等、精進下物の品々を料理し、身一個をふり廻して僕となり婢となり客ともなり主人ともなって働きたり、日暮るれば僧も来たり、父老、女房朋友らの
員
(
かず
)
も満ち
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
員
常用漢字
小3
部首:⼝
10画
“員”を含む語句
船員
乗組員
官員
幅員
代表員
会社員
女店員
委員
海員
店員
満員
太宰員外帥
吏員
教員
駅員
員外帥
會員
社員
小官員
定員
...