“刻込:きざみこ” の例文
“刻込:きざみこ”を含む作品の著者(上位)作品数
蘭郁二郎3
泉鏡花2
泉鏡太郎1
“刻込:きざみこ”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ああ、その顔は、いつもの皮肉なしわが深々と刻込きざみこまれ、悪鬼のようにゆがんでいた。
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
しかもポンコツの苦しみというよりも其の首だけ仮面マスクのような顔には何を見たのかゾッとするような恐怖の色が刻込きざみこまれているのでした。
(新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
と言う、幹事雑貨店主のえた声が、キヤキヤと刻込きざみこんで、響いて聞えて、声を聞く内だけ、その鼻のたかい、せて面長おもながなのが薄らあお
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのひたいには、この世のものとも思われぬ、激しい苦悩のたてじわ刻込きざみこまれ、強いてこらえる息使いと一緒に、眼尻から顳〓こめかみにかけての薄い皮膚がぴくぴくとふるえ、突然気がついたようにタバコをつけると、スパスパと咽喉のどを鳴らして吸った。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
はゝは、ちゝが、木像もくざうどう挫折ひしをつた――それまたもろれた――のを突然いきなりあたまから暖炉ストーブ突込つゝこんだのをたが、折口をれくちくと、内臓ないざうがすつかり刻込きざみこんであつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
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