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切殺
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きりころ
ふりがな文庫
“
切殺
(
きりころ
)” の例文
殺
(
ころ
)
し其血にて自分は
盜賊
(
たうぞく
)
に
切殺
(
きりころ
)
されし
體
(
てい
)
に
取拵
(
とりこしら
)
へ夫より九州へ下り
肥後
(
ひご
)
の
熊本
(
くまもと
)
にて
加納
(
かなふ
)
屋利兵衞といふ大家に奉公し七百兩餘の金子を
掠
(
かす
)
め夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
重「あゝいや驚かんでも宜しい、主人の事を有る事無い事
告口
(
つげぐち
)
を致す傳助、家に害をなす奴、
此処
(
こゝ
)
で
切殺
(
きりころ
)
せば
誰
(
たれ
)
も知る者はない、
試切
(
ためしぎり
)
か何かに
遭
(
あ
)
ったのだろうで済んでしまう」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
……おゝ、チッバルト、
足下
(
おぬし
)
も
其處
(
そこ
)
にゐるか、
血
(
ち
)
に
染
(
そ
)
みたまゝで? まだ
嫩若
(
うらわか
)
い
足下
(
おぬし
)
を
眞二
(
まッぷた
)
つにした
其
(
その
)
同
(
おな
)
じ
手
(
て
)
で、
當
(
たう
)
の
敵
(
かたき
)
を
切殺
(
きりころ
)
して
進
(
しん
)
ぜるが、せめてもの
追善
(
つゐぜん
)
ぢゃ。
從兄
(
いとこ
)
どの、
赦
(
ゆる
)
してくれい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
ヱヽと驚く十兵衞がヤアお前は兄の長庵殿何故あつて此の
私
(
わし
)
を
切殺
(
きりころ
)
すとはサヽ
扨
(
さ
)
ては娘を賣つた此の金が
初手
(
しよて
)
から
欲
(
ほし
)
さに
深切
(
しんせつ
)
を
表
(
おもて
)
に
飾
(
かざ
)
つて我を欺むき八ツを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
白睨
(
にら
)
み付
覺
(
おぼ
)
え無しとは
白々
(
しら/″\
)
しき
詐
(
いつは
)
りなり去月廿七日小篠堤權現堂の
藪蔭
(
やぶかげ
)
に於て穀屋平兵衞を
切殺
(
きりころ
)
し金百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通