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何
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どち
ふりがな文庫
“
何
(
どち
)” の例文
何
(
どち
)
らでも宜い、何処へ行つても同じことだ、価値の等差がない、
何
(
いづ
)
れを選んでもよい、だから選択に困る、本来ならば故郷へ帰るべきだ、だがもしも……それに京都にも未練がある
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
貴樣が出ずば
何
(
どち
)
ら道同じ事をしくもない九尺二間、我れが小僧を連れて出やう、さうならば十分に我鳴り立る都合もよからう、さあ貴樣が行くか、我れが出ようかと烈しく言はれて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何故なら、物質生活こそが精神生活の根底であるから、私は、物質生活と精神生活と
何
(
どち
)
らが尊いかと云うのではない。物質生活の安定あって、始めて精神生活が充分に為されるのである。
大衆文芸作法
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
教会の言ふ所と私の信仰とは
慥
(
たしか
)
に違つて居るのですから——けれど、老女さん教会の言ふ所と私の信仰と、
何
(
どち
)
らが神様の御思召に近いかと云ふ段になると、其を裁判するのは只だ神様ばかりです
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
貴様が出ずば
何
(
どち
)
ら道同じ事をしくもない九尺二間、
我
(
お
)
れが小僧を連れて出やう、さうならば十分に我鳴り立る都合もよからう、さあ貴様が
行
(
ゆ
)
くか、
我
(
お
)
れが出ようかと
烈
(
はげ
)
しく言はれて
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
貴樣
(
きさま
)
が
出
(
で
)
ずば
何
(
どち
)
ら
道
(
みち
)
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
をしくもない九
尺
(
しやく
)
二
間
(
けん
)
、
我
(
お
)
れが
小僧
(
こぞう
)
を
連
(
つ
)
れて
出
(
で
)
やう、さうならば十
分
(
ぶん
)
に
我鳴
(
がな
)
り
立
(
たて
)
る
都合
(
つがう
)
もよからう、さあ
貴樣
(
きさま
)
が
行
(
ゆ
)
くか、
我
(
お
)
れが
出
(
で
)
ようかと
烈
(
はげ
)
しく
言
(
い
)
はれて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“何”の解説
何(か)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の21番目。
(出典:Wikipedia)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“何”を含む語句
何処
如何
何方
何故
何人
何時
何所
幾何
奈何
何樣
何程
何様
何日
何處
何事
如何様
何家
何分
何等
何者
...