トップ
>
伍
>
ぶ
ふりがな文庫
“
伍
(
ぶ
)” の例文
呼入
(
よびいれ
)
今の次第和吉が來りし事よりして斷りたるは
癲癇
(
てんかん
)
と云
觸
(
ふら
)
したる元益が
所爲
(
しわざ
)
に
因
(
よる
)
こと是はまた家主庄兵衞が
戀慕
(
れんぼ
)
に出で
云々
(
かく/\
)
なりし一
伍
(
ぶ
)
一什
(
しじふ
)
を
委敷
(
くはしく
)
語
(
かた
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「その上、果し合ひに卑怯なことの無かつたことを見屆けさせる爲に、生き證人として、下男の爲吉を隣の部屋に隱し、そつと一
伍
(
ぶ
)
仔什
(
しじふ
)
を覗かせて置いた」
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
動
(
やや
)
もすると突っかゝって来る。
斯
(
こ
)
ういう調子だから、
態
(
てい
)
好
(
よ
)
く見限られたのだろうと思ったけれど、それを言えば
憤
(
おこ
)
るばかりだから、僕は
宥
(
なだ
)
め
賺
(
すか
)
しながら、一
伍
(
ぶ
)
一
什
(
じゅう
)
を聴き取った。
首切り問答
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
あの観音堂の内陣の扉に隠れて、一
伍
(
ぶ
)
一什
(
しじゅう
)
の様子を、のこらず聞いていたのだった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
致しませうと吉六
息切
(
いきせき
)
立戻
(
たちもど
)
り一
伍
(
ぶ
)
一
什
(
じふ
)
を小夜衣へ話せば小夜衣
仰天
(
ぎやうてん
)
し
那
(
あ
)
の伯父さんの
惡巧
(
わるだく
)
み大事の/\若旦那を
愛想盡
(
あいそづか
)
しをさせるとは思へば/\
恨
(
うら
)
めしと
齒噛
(
はがみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
ガラツ八は昨夜からの一
伍
(
ぶ
)
一什
(
しじふ
)
を打明けて、親分の平次の智慧を借りました。
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
掛
(
かけ
)
し樣なるもの然れば私しも
斯
(
かう
)
しては居られぬゆゑ是より
直
(
すぐ
)
に御奉行所へ
駈込訴
(
かけこみそ
)
を致し其金の證人に成うと思ふにより
何卒
(
どうぞ
)
親分
(
おやぶん
)
願書
(
ぐわんしよ
)
を
認
(
したゝ
)
めて下されと一
伍
(
ぶ
)
一
什
(
じふ
)
の物語りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
番頭の彌七は物置から、その一
伍
(
ぶ
)
一什
(
しじふ
)
を見て居た事だらう。
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“伍”の意味
《名詞》
(ゴ:サ変動詞)列(なら)ぶ。匹敵する。水準が等(ひと)しくなる。
(出典:Wiktionary)
伍
漢検準1級
部首:⼈
6画
“伍”を含む語句
一伍一什
落伍者
伍長
卒伍
伍子胥
一伍仔什
伍一什
隊伍
落伍
列伍
伍々
吉田東伍
伍瓊
相伍
伍伴
三々伍々
閭伍
源伍兵衛
波多伍若
法伍
...