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二分
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にふん
ふりがな文庫
“
二分
(
にふん
)” の例文
一分
(
いつぷん
)
、
二分
(
にふん
)
、
間
(
あひだ
)
を
措
(
お
)
いては
聞
(
きこ
)
える
霰
(
あられ
)
のやうな
音
(
おと
)
は
次第
(
しだい
)
に
烈
(
はげ
)
しくなつて、
池
(
いけ
)
に
落込
(
おちこ
)
む
小※
(
こしぶき
)
の
形勢
(
けはひ
)
も
交
(
まじ
)
つて、
一時
(
いちじ
)
は
呼吸
(
いき
)
もつかれず、ものも
言
(
い
)
はれなかつた。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
車が動き出して
二分
(
にふん
)
も立つたらうと思ふ頃例の女はすうと立つて三四郎の横を通り越して
車室
(
しやしつ
)
の
外
(
そと
)
へ出て行つた。此時女の帯の色が始めて三四郎の眼に
這入
(
はい
)
つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今
(
いま
)
から
二分
(
にふん
)
三分
(
さんぷん
)
前
(
まへ
)
までは
確
(
たしか
)
に
閃々
(
せん/\
)
と
空中
(
くうちう
)
に
飛
(
と
)
んで
居
(
を
)
つた
難破信號
(
なんぱしんがう
)
の
火光
(
ひかり
)
は
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せて、
其處
(
そこ
)
には
海面
(
かいめん
)
より
數
(
すう
)
十
尺
(
しやく
)
高
(
たか
)
く
白色球燈
(
はくしよくきうとう
)
輝
(
かゞや
)
き、
船
(
ふね
)
の
右舷
(
うげん
)
左舷
(
さげん
)
と
覺
(
お
)
ぼしき
處
(
ところ
)
に
緑燈
(
りよくとう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“二分”の意味
《名詞1》
十分の二。
一分(貨幣単位)の二倍。
《名詞2》
一分(60秒)の二倍。120秒。
《名詞3》
春分と秋分。
大きさが二分の一(1/2)であること。
《名詞4》
二つに分けること。
(出典:Wiktionary)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“二分”で始まる語句
二分心
二分金
二分一
二分刈
二分芯