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くぼた
ふりがな文庫
“
久保田
(
くぼた
)” の例文
久保田
(
くぼた
)
さんは、
大
(
おほ
)
きな
眼鏡
(
めがね
)
を
掛
(
か
)
けてゐる。——
所
(
ところ
)
がさうでない。
來
(
き
)
たのは
瀧君
(
たきくん
)
であつた。
評判
(
ひやうばん
)
のあの
目
(
め
)
が
光
(
ひか
)
つたと
見
(
み
)
える。これも
讚稱
(
さんしよう
)
にあたひする。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いっぽう牢番頭の同心太田原伝三郎は雨戸を厳重にしめきって、八じょうの奥の間に、
進藤
(
しんどう
)
、
今井
(
いまい
)
、
久保田
(
くぼた
)
という三人の剣士とともに、お酒をのんで
唐
(
とう
)
の詩などを吟じておりました。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「古風だわね。
久保田
(
くぼた
)
さんに頂いたのよ。」
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
十分間
(
じつぷんかん
)
に
七十五輌
(
しちじふごりやう
)
、
敢
(
あへ
)
て
大音寺前
(
だいおんじまへ
)
ばかりとは
云
(
い
)
はない。
馬道
(
うまみち
)
は
俥
(
くるま
)
で
填
(
う
)
まつた。
淺草
(
あさくさ
)
の
方
(
はう
)
の
悉
(
くはし
)
い
事
(
こと
)
は、
久保田
(
くぼた
)
さん(
万
(
まん
)
ちやん)に
聞
(
き
)
くが
可
(
い
)
い。……
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
、
本郷臺
(
ほんがうだい
)
。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もし/\、
久保田
(
くぼた
)
さん、と
呼
(
よ
)
んで、こゝで
傘雨
(
さんう
)
さんにお
目
(
め
)
にかゝりたい。これでは
句
(
く
)
になりますまいか。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
印半纏
(
しるしばんてん
)
一枚
(
いちまい
)
に
燒
(
や
)
け
出
(
だ
)
されて、いさゝかもめげないで、
自若
(
じじやく
)
として
胸
(
むね
)
をたゝいて
居
(
ゐ
)
るのに、なほ
万
(
まん
)
ちやんがある。
久保田
(
くぼた
)
さんは、まる
燒
(
や
)
けのしかも
二度目
(
にどめ
)
だ。さすがに
淺草
(
あさくさ
)
の
兄
(
にい
)
さんである。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
保
常用漢字
小5
部首:⼈
9画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“久保田”で始まる語句
久保田万太郎
久保田万太郎君