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丸々
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まる/\
大和尚大笑ひに
笑ひすてゝ、
默つて
居ろ、
默つて
居ろ、
貴樣などが
知らぬ
事だわとて
丸々相手にしては
呉れず、
朝念佛に
夕勘定
下りざまに、おゝ、
一手桶持つて
女中が、と
思ふ
鼻のさきを、
丸々とした
脚が
二本、
吹きおろす
煙の
中を
宙へ
上つた。すぐに
柳川が
馳違つた。
以て
取續きの
出來樣頼み申度尤も
丸々貴樣の
厄介に
懸ると
云譯には非ず是は
聊かなれども何ぞ商賣でも初めさせて下されよと後藤は
用意の金子を