“不同”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふどう50.0%
おなじからず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伸餠(のしもち)は夜業(よなべ)に俎(まないた)を茶(ちや)の間(ま)迄(まで)持(も)ち出(だ)して、みんなで切(き)つた。庖丁(はうちやう)が足(た)りないので、宗助(そうすけ)は始(はじめ)から仕舞(しまひ)迄(まで)手(て)を出(だ)さなかつた。力(ちから)のある丈(だけ)に小六(ころく)が一番(いちばん)多(おほ)く切(き)つた。其(その)代(かは)り不同(ふどう)も一番(いちばん)多(おほ)かつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
席次(せきじ)不同(ふどう)に思(おも)ひ々々(/\)の座(ざ)を占(し)めてはゐるが、高聲(かうせい)に語(かた)るもの、笑(わら)ふものは一人(ひとり)もなかつた。僧(そう)は皆(みな)紺麻(こんあさ)の法衣(ころも)を着(き)て、正面(しやうめん)の曲彔(きよくろく)の左右(さいう)に列(れつ)を作(つく)つて向(むか)ひ合(あは)せに並(なら)んだ。其(その)曲彔(きよくろく)は朱(しゆ)で塗(ぬ)つてあつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)