“をけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲケ
語句割合
91.4%
袁祁2.9%
2.9%
麻笥2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次かんじは一にち仕事しごとへてかへつてては目敏めざと卯平うへい茶碗ちやわん不審ふしんおもつてをけふたをとつてた。つひかれ卯平うへいふくろ發見はつけんした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれ天の下治らしめさむとせしほどに、平群へぐりの臣がおや、名は志毘しびの臣、歌垣うたがきに立ちて、その袁祁をけの命のよばはむとする美人をとめの手を取りつ。
伊弉本別いざほわけの王の御子、市の邊の忍齒の王の御子、袁祁をけ石巣別いはすわけの命、近つ飛鳥の宮にましまして、八歳やとせ天の下治らしめしき。
をけから上つて来る自分を掴へ石鹸を塗り小判型の刷毛はけで擦り始め自分は体量十五貫ある体格検査でも上の部だが側に相撲取りが寄ると誠に見栄えが無くなる。
相撲の稽古 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)
麻苧あさをらを麻笥をけふすさまずとも明日あすせざめやいざせ小床をどこに 〔巻十四・三四八四〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)