“らんばう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ランバウ
語句割合
亂暴76.9%
乱暴23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵隊上へいたいあがりの小使こづかひのニキタは亂暴らんばうにも、かくし一々いち/\轉覆ひつくりかへして、悉皆すつかり取返とりかへしてしまふのでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
禮儀れいぎたゞしくおしなさい』とあいちやんは嚴格げんかくつて、『なんです、他人ひとたいして亂暴らんばうな』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
江戸児えどつこは……くひものには乱暴らんばうです。九しやうときでも、すしだ、天麩羅てんぷらだつてふんですから。えびほしい……しんじよとでもふかとおもふと、とんでもない。……鬼殻焼おにがらやきいとふんです。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これ、たれたよ……だれだ、其処そこあなけたのは、けしからん人だな、張立はりたて障子しやうじへぽつ/\あなけて乱暴らんばう真似まねをする、だれだな、のぞいちやアいかん、だれだ。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)