“らく/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樂々40.0%
楽々40.0%
落落20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけ樂々らく/\火鉢ひばちそば胡坐あぐらいて、大根だいこんこうものみながら湯漬ゆづけを四はいほどつゞけざまんだ。それからやく三十ぷんほどしたら御米およねがひとりでにめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
成程なるほどきにいたうへにも、寝起ねおきにこんな自由じいうなのはめづらしいとおもつた。せき片側かたがはへ十五ぐらゐ一杯いつぱいしきつた、たゞ両側りやうがはつてて、ながらだと楽々らく/\ひぢけられる。脇息けふそくさまがある。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
古人曰、「大丈夫胸中灑々しや/\落落らく/\。如光風霽月。任自然。何ラン一毫之動心哉」(○明、王耐軒筆疇の語)と、是即ち標的なり。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)