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樂々
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らく/\
ふりがな文庫
“
樂々
(
らく/\
)” の例文
新字:
楽々
しかし彼の態度には十分に無意識的な威嚴があり、彼の擧動は非常に
樂々
(
らく/\
)
としてゐて、彼自身の外形に對してはまつたく無關心の容子であつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
樂々
(
らく/\
)
と
火鉢
(
ひばち
)
の
傍
(
そば
)
に
胡坐
(
あぐら
)
を
掻
(
か
)
いて、
大根
(
だいこん
)
の
香
(
こう
)
の
物
(
もの
)
を
噛
(
か
)
みながら
湯漬
(
ゆづけ
)
を四
杯
(
はい
)
ほどつゞけ
樣
(
ざま
)
に
掻
(
か
)
き
込
(
こ
)
んだ。それから
約
(
やく
)
三十
分
(
ぷん
)
程
(
ほど
)
したら
御米
(
およね
)
の
眼
(
め
)
がひとりでに
覺
(
さ
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗助
(
そうすけ
)
が
机
(
つくゑ
)
の
前
(
まへ
)
の
坐蒲團
(
ざぶとん
)
を
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
せて、
其上
(
そのうへ
)
に
樂々
(
らく/\
)
と
胡坐
(
あぐら
)
を
掻
(
か
)
いた
時
(
とき
)
、
手拭
(
てぬぐひ
)
と
石鹸
(
しやぼん
)
を
受取
(
うけと
)
つた
御米
(
およね
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
樂
部首:⽊
15画
々
3画
“樂”で始まる語句
樂
樂屋
樂人
樂隱居
樂器
樂劇
樂人共
樂所
樂隊
樂欲