“よびかへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼返66.7%
喚返33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マンチュアにちっしてゐやるあひだに、わしがをり二人ふたり内祝言ないしうげん顛末もとすゑおほやけにし、兩家りゃうけ確執かくしつ調停てうていし、御領主ごりゃうしゅゆるしひ、やがてそなた呼返よびかへすことにせう
あけてお菊の部屋へ誘引いざなひしに吉三郎はお菊に向ひ利兵衞殿むかし約束やくそくを變じ外にむこを取んとの心と見え我を追返おひかへさんと成されしを何故に呼返よびかへし給ふやと云れけばお菊は太息といき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヂュリ histヒスト! ローミオー! histヒスト!……おゝ、こちの雄鷹をたかをば呼返よびかへ鷹匠たかじゃうこゑしいなア、囚人とらはれゆゑこゑしゃがれて、高々たか/″\とはばぬ。
あゝ、そのときまでが二十ねん! あれ、わすれた、なんでおまへ呼返よびかへしたのやら?
勘次かんじはおしなのことをいはれるたびに、おつぎの身體からだをさうおもつては熟々つく/″\たびに、おしな記憶きおく喚返よびかへされて一しゆがた刺戟しげきかんぜざるをない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)