“ひらいづみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
平泉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がどツさり。すみやすい。有難ありがたい。平泉ひらいづみ晝食ちうじきでも、昨夜ゆうべ松島まつしまのホテルでもうだつた。が、がどツさり。すみやすい。有難ありがたい。鐵瓶てつびんはたぎる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
菖蒲あやめ杜若かきつばた此處こゝばかりではない、前日ぜんじつ——前々日ぜん/\じつ一見いつけんした、平泉ひらいづみにも、松島まつしまにも、村里むらざと小川をがは家々いへ/\の、背戸せど井戸端ゐどばた野中のなかいけみづあるところには、大方おほかたのゆかりの姿すがたのないのはなかつた。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
のちに、奧州あうしう平泉ひらいづみ中尊寺ちうそんじまうでたかへりに、松島まつしま途中とちううみそこるやうないはける道々みち/\かたはら小沼こぬまあしに、くわらくわいち、くわらくわいち、ぎやう、ぎやう、ぎやう、ちよツ
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)