トップ
>
ひのき
ふりがな文庫
“ひのき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
檜
89.3%
檜木
6.2%
桧
1.7%
側柏
1.1%
扁柏
1.1%
側栢
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檜
(逆引き)
種々な
小禽
(
ことり
)
の声が、
檜
(
ひのき
)
の密林に
啼
(
な
)
きぬいていた。二人の頭脳は冷たく澄み、
明智
(
あけち
)
ノ
庄
(
しょう
)
を落ちて来てから初めて
真
(
まこと
)
の
吾
(
われ
)
にかえっていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひのき(檜)の例文をもっと
(50作品+)
見る
檜木
(逆引き)
「
屑屋
(
くづや
)
の久吉さんと、御浪人の
檜木
(
ひのき
)
さん、あの二人は、いつかはきつと私の命を狙ふに違ひないと父さんは言つて居ました」
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひのき(檜木)の例文をもっと
(11作品)
見る
桧
(逆引き)
鍬
(
くわ
)
を振りあげて、自分の
老齢
(
ろうれい
)
と非力を嘆じたわけだが、ともかく掘った。腕はしびれるように
労
(
つか
)
れ、地に
伏
(
ふ
)
して休息した。隣家の庭の
桧
(
ひのき
)
に火がついて、マッチをすったあとの
軸木
(
じくぎ
)
のように燃え果てる。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
ひのき(桧)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
側柏
(逆引き)
岡田は丁度鉄門の真向いになっている窓を開けて、机に
肘
(
ひじ
)
を
衝
(
つ
)
いて、暗い外の方を見ている。
竪
(
たて
)
に鉄の棒を打ち附けた窓で、その外には犬走りに植えた
側柏
(
ひのき
)
が二三本
埃
(
ほこり
)
を浴びて立っているのである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひのき(側柏)の例文をもっと
(2作品)
見る
扁柏
(逆引き)
町を行き
尽
(
つく
)
して
村境
(
むらざかい
)
に出た。昨夜トムと𤢖とが闘った
樅
(
もみ
)
の林を過ぎると、
路
(
みち
)
は爪先上りに
嶮
(
けわ
)
しくなって来た。
落葉松
(
からまつ
)
や
山毛欅
(
ぶな
)
や
扁柏
(
ひのき
)
の大樹が日を
遮
(
さえぎ
)
って、
山路
(
やまみち
)
は
漸次
(
しだい
)
に薄暗くなって来た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひのき(扁柏)の例文をもっと
(2作品)
見る
側栢
(逆引き)
その
外
(
ほか
)
には飛び飛びに立っている、小さい
側栢
(
ひのき
)
があるばかりである。
暫
(
しばら
)
く照り続けて、広小路は往来の人の
足許
(
あしもと
)
から、白い
土烟
(
つちけぶり
)
が立つのに、この塀の
内
(
うち
)
は打水をした
苔
(
こけ
)
が青々としている。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひのき(側栢)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひのき”の意味
《名詞》
ひのき【檜/桧/檜木】
ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。日本と台湾に分布する。日本では古くから建築に用いられる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
てがしわ
いとすぎ
ひば
へんばく
ねず