“ひのき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
88.9%
檜木6.4%
1.8%
側柏1.2%
扁柏1.2%
側栢0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
種々な小禽の声が、の密林にきぬいていた。二人の頭脳は冷たく澄み、明智を落ちて来てから初めてにかえっていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
屑屋の久吉さんと、御浪人の檜木さん、あの二人は、いつかはきつと私の命を狙ふに違ひないと父さんは言つて居ました」
を振りあげて、自分の老齢と非力を嘆じたわけだが、ともかく掘った。腕はしびれるようにれ、地にして休息した。隣家の庭のに火がついて、マッチをすったあとの軸木のように燃え果てる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
岡田は丁度鉄門の真向いになっている窓を開けて、机にいて、暗い外の方を見ている。に鉄の棒を打ち附けた窓で、その外には犬走りに植えた側柏が二三本を浴びて立っているのである。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
町を行きして村境に出た。昨夜トムと𤢖とが闘ったの林を過ぎると、は爪先上りにしくなって来た。落葉松山毛欅扁柏の大樹が日をって、山路漸次に薄暗くなって来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そのには飛び飛びに立っている、小さい側栢があるばかりである。く照り続けて、広小路は往来の人の足許から、白い土烟が立つのに、この塀のは打水をしたが青々としている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)