“たいい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大尉52.6%
大医15.8%
大意10.5%
太医10.5%
大扆5.3%
太尉5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗組員のりくみいん艦長かんちょう勝麟太郎かつりんたろう海舟かいしゅう)ら九十六にん、ほかに日本にっぽん近海きんかい測量そくりょうにきて、なんぱしたアメリカの海軍士官かいぐんしかんブルック大尉たいいら十にんがのりました。
主人公たる老大医たいいを演じたのでル・バルデイの芸を予は初めて観たのだが、ムネ・シユリイ以外に円熟した老優としては如何いかにもこの人を推さざるを得ないと感服した。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
養生やうじやう榮燿えいやうやうおもふは世上せじやう一般いつぱん習慣ならはしなり。いまへる養生法やうじやうはふは、いかなる貧人ひんじん、いかなる賤業せんげふひとにても、日夜にちやこゝろそゝげば出來できことなり。よつその大意たいい三首さんしゆ蜂腰ほうえうつゞることしかり。
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
多門天王が従鬼十四人をひきいて(あるいは王卒と十二薬叉やくしゃとをひきいて)現われる。二人は大桃を、二人は大柘榴おおざくろを、二人は藕実はすのみを、二人は大※子たいふしを、二人は大扆たいいをささげている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ここに太尉たいい楊彪ようひょうという者があった。或る時朱雋しゅしゅんと共に、そっと献帝に近づいて奏上した。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)