“せんさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戰爭57.1%
戦争14.3%
扇箱14.3%
蒨草14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧窮ひんきゆう友人いうじん扶助たすけあたへぬのをはぢとしてゐたとか、愉快ゆくわい行軍かうぐんや、戰爭せんさうなどのつたこと、面白おもしろ人間にんげん面白おもしろ婦人ふじんつたこと、また高加索カフカズところじつ土地とち
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それにまアわたしどもの小牛等こうしなどはらをむしられて、八重縦やへたて文字もんじきずけられて、種疱瘡うゑばうさうをされぬのかれて、かゆい事は一とほりではありません、れに私共わたしども先年せんねん戦争せんさうの時などは
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
沼田川を渡り入野山中を経小野たかむらきやうなり。辰後一里半田万里市たまりいち。堀内庄兵衛の家に休す。主人みづから扇箱せんさうと号す。常に広島城市に入て骨董器を売る。頼兄弟及竹里みな識ところなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
籃藍は相通さうつうである。第三にはへいがある。平は萍と通ずる。第四には滑石くわつせきがある。第五に薄荷はくかがある。第六に蒨草せんさうがある。洗蒨は相通である。第七に五加ごかがある。五加と吾家とは音通である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)